1週間でSQLの基礎をマスター

テーブル作成

Create Table文

まずはこの講座で必要なテーブルを作成しましょう。
テーブル作成はCreate Table文で行います。

部署と社員を作成するCreate Table文は以下になります。
Postgres SqlのSQLエディタから以下のSQLを流して、
テーブルを作成して下さい。

--部署テーブル
CREATE TABLE DEPARTMENT(
  
DEPARTMENT_CD CHARACTER VARYING(3) NOT NULL,
DEPARTMENT_NM CHARACTER VARYING(100),
CONSTRAINT DEPARTMENT_PK PRIMARY KEY (DEPARTMENT_CD)
) 

--社員テーブル
CREATE TABLE STAFF(
STAFF_CD CHARACTER VARYING(5) NOT NULL,
DEPARTMENT_CD CHARACTER VARYING(3),
NAME CHARACTER VARYING(100),
AGE INTEGER,
SEX CHARACTER VARYING(1),
MAIL CHARACTER VARYING(100), 
BLOOD_TYPE CHARACTER VARYING(2),
JOINED_DATE DATE,
CONSTRAINT STAFF_PK PRIMARY KEY (STAFF_CD)
)

テーブルが二つ出来たと思います。

この講座ではCreate Tableについては詳しく取り上げません。
何故かというとCreate Table文はほとんどの場合がツールから自動生成されるからです。
あまりCreate Table文を直接書くことはありません。
ここではこうやってテーブルを作成するのか程度に考えておいてください。

ただ主キー(Primary Key)と型についてはデータベースの基礎になりますので、
少し記載したいと思います。

主キー(Primary Key)

そのテーブルに存在するデータを1意に特定するためのカラム(列)になります。
単にキーと呼ばれることもあります。
要するにここの列を使用して、データを検索すれば、1レコードに絞られます
よという列です。

上のCreate Table文では部署テーブルであれば、

CONSTRAINT DEPARTMENT_PK PRIMARY KEY (DEPARTMENT_CD)

のところで、社員テーブルであれば、

CONSTRAINT STAFF_PK PRIMARY KEY (STAFF_CD)

で定義されています。

カラムのデータの種類を定義するものです。
今回使用されている型は以下の4種類となります。

CHARACTER VARYING

文字列を定義します。
もう少し詳しいことを言えば、可変の文字列を定義することができます。
とりあえず、文字を登録できると思って下さい。
カッコの中は何文字登録できるかを表しています。

ちなみにCHARACTER VARYINGはPostgres Sql特有のカラムになります。
Oracleだとvarcharと呼ばれます。

INTEGER

数字を定義します。
数字を登録することができると覚えましょう。

DATE

日付を定義します。
日付を登録することができると覚えましょう。
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