テーブル作成
■Create Table文
まずはこの講座で必要なテーブルを作成しましょう。 テーブル作成はCreate Table文で行います。 部署と社員を作成するCreate Table文は以下になります。 Postgres SqlのSQLエディタから以下のSQLを流して、 テーブルを作成して下さい。 --部署テーブル CREATE TABLE DEPARTMENT( DEPARTMENT_CD CHARACTER VARYING(3) NOT NULL, DEPARTMENT_NM CHARACTER VARYING(100), CONSTRAINT DEPARTMENT_PK PRIMARY KEY (DEPARTMENT_CD) ) --社員テーブル CREATE TABLE STAFF( STAFF_CD CHARACTER VARYING(5) NOT NULL, DEPARTMENT_CD CHARACTER VARYING(3), NAME CHARACTER VARYING(100), AGE INTEGER, SEX CHARACTER VARYING(1), MAIL CHARACTER VARYING(100), BLOOD_TYPE CHARACTER VARYING(2), JOINED_DATE DATE, CONSTRAINT STAFF_PK PRIMARY KEY (STAFF_CD) ) テーブルが二つ出来たと思います。 この講座ではCreate Tableについては詳しく取り上げません。 何故かというとCreate Table文はほとんどの場合がツールから自動生成されるからです。 あまりCreate Table文を直接書くことはありません。 ここではこうやってテーブルを作成するのか程度に考えておいてください。 ただ主キー(Primary Key)と型についてはデータベースの基礎になりますので、 少し記載したいと思います。
主キー(Primary Key)
そのテーブルに存在するデータを1意に特定するためのカラム(列)になります。 単にキーと呼ばれることもあります。 要するにここの列を使用して、データを検索すれば、1レコードに絞られます よという列です。 上のCreate Table文では部署テーブルであれば、 CONSTRAINT DEPARTMENT_PK PRIMARY KEY (DEPARTMENT_CD) のところで、社員テーブルであれば、 CONSTRAINT STAFF_PK PRIMARY KEY (STAFF_CD) で定義されています。
型
カラムのデータの種類を定義するものです。 今回使用されている型は以下の4種類となります。
■CHARACTER VARYING
文字列を定義します。 もう少し詳しいことを言えば、可変の文字列を定義することができます。 とりあえず、文字を登録できると思って下さい。 カッコの中は何文字登録できるかを表しています。 ちなみにCHARACTER VARYINGはPostgres Sql特有のカラムになります。 Oracleだとvarcharと呼ばれます。
■INTEGER
数字を定義します。 数字を登録することができると覚えましょう。
■DATE
日付を定義します。 日付を登録することができると覚えましょう。